機械系大学生Guishinの日記

奨学金で生計立ててる地方国立の工学部4年生なりに考えたことなどを週1か2ぐらいで書いてます。

教科書に何万円も使ってられない

高校の教科書がいくらだったかもう覚えてないが、大学に入ると大抵自分で一冊一冊購入することになるため教科書代というのが気になるもの。

大学では科目毎に同じ教科書を使う場合もあるが、担当教授ごとに違う教科書を使うこともあってこれがそこそこ高く、真面目に全ての教科書を買うと3年間で30〜40冊ほどになり、10万円も教科書にかかってしまう。

高校と違い大学で使う教科書は世間一般で使われるものでなく、それほど需要が無いため一冊3,4千円といった具合である。

まあ多くの学生は生協で共同購入という制度を使って10%割引で購入することになるが、それでも貧乏学生には少なくない出費だ。

そこで自分はまず授業も始まる前から教科書を買うことはせず、授業を1,2回受けてから教科書が本当に必要な授業についてはほとんどの教科書を大学の図書館で借り、図書館に無いものは先輩から頂いたり借りたりし、それでも無いものや新品の教科書でないと使えないものに限って新品や中古で購入していた。

それでも3年間の教科書代は2万程度かかったが良い旅行に行くぐらいのお金を節約出来た。

ちなみに自分は入学当初非常にお金に困窮しており、また、教科書を生協で買うつもりがなかったので生協にも加入していない。入学したての頃周囲の学生はみんな生協は絶対に入会する必要があると思い込んでいたので入会しないことに不安があったが、結果として生協に入会する必要は無かった。

つまるところ大学で一人暮らしを初めて右も左も分からず不安だとは思うが、周りに流されるのではなく自分でちゃんと考えて行動することが大切で、受ける必要が無い授業は受けない、必要ないサービスは受けない、部活は自分がしたいことをする。これが入学したての大学1年がたくましく行きていくのに必要なことではないだろうか。