機械系大学生Guishinの日記

奨学金で生計立ててる地方国立の工学部4年生なりに考えたことなどを週1か2ぐらいで書いてます。

大学生になったらクレジットカードを持とう

大学生として一人暮らしを始めるにあたってクレジットカードは作るべきだろう。

一人暮らしを始めると奨学金やバイト代などの収入が定期的に銀行口座等に入ってくることになるが、お金が入るたびに一月分のお金を引き出すのは防犯上よろしくない、かといってお金が無くなるたびに引き出すのも手間がかかってしかたない。地方の大学だと地元の地銀のATMがないので大学と地元両方で使えるように都銀の口座を使っているが、ATMが少し遠くにしか無かったりするので面倒。

クレジットカードがあればその都度手元のお金を使う必要がなく、そういった手間をかける必要が無くなるので地方の大学生にはこれだけでも作る意味があると思う。

 

そうはいってもクレジットカードを作るべき一番の理由はポイントが貯まることだろう。

各社様々な特典がついているクレジットカードがあるが、概ね通常利用で利用金額の1%が還元される特典に利用方法によって還元率が高くなるタイプが多い。

1%というと大したことがないように思えるかもしれないが、人一人が生活するには結構な額のお金を使う必要があり、学費も家賃も全て支払うと年間200万円近く支出がある。たとえ1%でも年間では2万円となるとバカにはできない。

実際に全ての支出をクレジットカードで済ませることは出来ないが、上手く使うことでそれぐらいの金額を節約することができる。

現在、多種多様なクレジットカードが競い合っており、各社会員を増やすために5000円分のポイントが貰えたり、半年間還元率2%などの入会特典を用意しているため、各社のクレジットカードを定期的に作ることで高い節約効果を得られる。

 

クレジットカードと言うと、中学などでクレジットカードによって人生を台無しにする人のビデオを見たりして怖いイメージを持ってしまいがちだが、実際にはクレジットカードによる支払いは全て記録が残るため現金よりも使用額を把握しやすく、クレジットカード会社の電子利用明細機能を使った家計簿アプリなどもある。

また、多くのクレジットカードにはクレジットカードで購入したものに対して不正利用や盗難から破損した場合にも保証してもらえる保険が付帯しているので現金支払いよりも安全と言える。

こういったメリットを考えると大学生になったらクレジットカードを作ることをオススメしたい。

 

そんな便利なクレジットカードだが実際に使える場所がまだまだ少ないというのが現状で支出の全てをクレジットカードで済ませることは難しい。

授業料はもちろん家賃も銀行自動引き落としのみなのでこれだけで60万以上の支出が現金支払いとなっている。

光熱費はクレジットカードが使えることが多くなってきており、光熱費はクレジットカード払いがお得というようなサイトをよく目にするが、一人暮らしの場合それほど光熱費がかからないため自動引き落とし割引の方がお得だ。

大手のスーパーなどでもクレジットカードが使用出来るが、まだまだクレジットカードが使えないスーパーのほうが安いというのが現状で、ある程度の現金は必要だ。

以前韓国の大学に交流会で数週間滞在した時には、スーパーやカフェはもちろん露店でもクレジットカードが使えたのにすごく驚いた。なにやら韓国では脱税防止のために一定額以上の売り上げがある店ではクレジットカードの読み取り機の設置が義務付けされているようで、さらにクレジットカードの支払い額に対してのキャンペーンが盛んなのだそう。

日本には企業勤めと自営業と農家の税金は東郷さん(10割、5割、3割)なんて言葉があるが、税収を上げるために消費税を上げるのもいいが、根本的なお金のやりとりの方法や制度を見直すことが必要だと思うのだがそんなに難しいことなのだろうか。